トリニティメンバーが備蓄品をママ目線で実際に試してレポートする「トリママやってみたシリーズ」!
前編はご覧いただけましたでしょうか?
・トリママ考案!「防災ママバッグ」
防災バッグの後編では、トリママが市販の防災バックをもとに「コレは必要ないな」「コレを追加したい」というものを厳選して作った〝トリママがわが家に備えたい〟と思う防災ママバッグをご紹介します!
▶今回考えたバッグは「家族3人の一時避難用バッグ」と「子ども用バッグ」の2つ!
【家族3人の一時避難用バッグ】
大人用バッグは、災害時に一時的に(1日分)避難することを想定して作りました。(父、母、未就学児の家族構成を想定)
「あれもこれも必要かも・・・」と考えてどんどん荷物が多くなりがちですが、防災バックを背負って子どもと一緒に避難することを考えて、内容を厳選しました!
□リュック □アルファ化米 3個 □子ども用カップ麺 1個 □保存水500ml 5本
□レトルトパン □フェイスタオル 3枚 □圧縮袋(タオルを入れる用)
□組み立て式トイレ(ニューミニマル) □マスク 大人用5~10枚、子ども用3枚
□アルコール消毒液 □おむつライナー(子ども用おむつ、生理用品の代用として)
□ポケットテッシュ □絆創膏 □ヘアゴム □下着(パンツのみ各1枚ずつ)
□万能ウエットティッシュ(エピスタ) □岐阜市「避難者カード」
□油性ペン □緊急連絡先の書いたノート □ホイッスル □ゴミ袋(高濃度ポリ袋)
□軍手 大人用、子ども用各1枚 □乾電池式モバイルバッテリー □小銭 □ラジオ
□レジャーシート 180㎝四方 □アルミブランケット □レインコート
【子ども用バッグ】
小学生になると子どもだけで登下校するようになり、年齢が上がってくると子どもだけでお留守番をする機会もあるかと思います。「離れている時に災害が起こったら・・・」そんな小学生のママたちのアイデアで、子どもだけでも避難ができる〝子ども用防災バッグ〟を考えました!
□リュック(肩ベルト付きが◎) □長期保存可能なお菓子(あめ、グミ等)□レトルトパン □保存水500ml 1本 □コップ(シリコン折りたたみ式or ペットボトル取り付け式)
□万能ウエットティッシュ(エピスタ) □ハンディタイプトイレ 2個
□組み立て式トイレ(ニューミニマル) □絆創膏(防水対応) □フェイスタオル 1枚
□ポケットティッシュ □マスク □抗菌ジェル □ビニール袋 □着替え □靴下
□くつ(クロックス等) □ライト □ホイッスル □レジャーシート □子ども用軍手
□レインコート(色つき、ポンチョタイプ) □温熱シート(音が少ないもの)
□避難者カード □防犯ブザー □小銭 □メモ帳、油性ペン □遊び道具
〈季節に応じて〉□ホッカイロ □虫除けスプレー □ハンディファン
・完成した防災バッグの重さ
家族3人の一時避難用バッグの方は4.5kg
👩「背負ってみるとずっしりくるけど、このくらいの重さなら子どもを抱っこしても避難できそう!」
子ども用バッグは2.7kg
👦「普段から重たいランドセルを背負っているから大丈夫だよ!」
実際に小学校5年生の男の子に背負ってもらい感想を聞きました。
「何が入っているの?」「どんな時にどう使うの?」と興味津々の様子。子どもの意識も高まるので、一緒に準備するのも良いですよね。
・いざという時のために。しっかりと備えよう!
自然災害の多発から最近では防災グッズの需要が高まり、防災バッグのセット商品も色々なものが販売されています。今回トリママたちで気になる防災バッグを購入してみて感じたのは「それぞれよく考えられた物が入っているな」ということ。自分で一つ一つ揃えていく方法はもちろん良いのですが、時間も手間もかかって大変・・・そんな時は防災バッグのセット商品を買って、カスタマイズするのもオススメです!
しかし、家族構成によって・季節によって・生活スタイルによって、必要なものは違います。防災バッグを1つ買って安心することなく、それぞれの家庭にあった防災バッグを作って備えてくださいね。
私たちNPO法人こどもトリニティネットでは、2017年から子育て世代に特化した防災事業を行っています。
ただ知識を学ぶ場を提供するだけでなく、そこから実践して備える、“ボウサイ”を楽しく身近に・・・。をキーワードとして今後も取り組んでいきます!
「こんな防災グッズ試してほしい!」
「防災で不安に思うこと」
などありましたら、是非リクエストしてくださいね(^^)
※この事業は岐阜南ライオンズクラブにおける助成事業です。
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