食育ってなに? 子どものために今からできること

「食育」という言葉を聞いたことありますか?

「子どもの身体に良いものを食べさせるの?」
「子どもと料理することかな?」
いろんなイメージを持たれているのではないでしょうか。

今回は、食育の基本から気軽に取り組める食育についてご紹介します。

"食育"ってなに?

農林水産省は食育を以下のように定義しています。
食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。厚生労働省HPより

少し難しく感じますが、生きるために必要な"食"について学び、"食"によって身体も心も健康的になれるようにという想いが込められています。

子どもにとっての食育は?メリット3つを解説

全世代にとって大切な食育ですが、子どもへの食育はより重要視されています。

理由として、
・朝食の欠食等の食習慣の乱れ
・思春期のやせ
・心と身体の健康問題
など子どもの発育や発達の重要な時期に、"食"に関する様々な問題が生じているからです。

そのため、子どものうちから食育を実践することへの重要性が増しているということになります。
では、子どものために食育を実践することで、どのようなメリットがあるかみていきましょう!

○体力・学力向上

栄養バランスを考え適量の食事を摂取することで、脳や筋肉の働きが良くなり体力や学力の向上につながります。

特に、中学生を対象とした研究では、朝食を食べる子どもは学力が高いと報告されています。また、小学生~成人を対象とした研究では、朝食を食べている方が体力測定の結果が良いとの報告も。

まずは、しっかり朝食を摂ることを意識したいですね!

【今からできる!家庭の食育】

1日3食を決まった時間にしっかり食べましょう!
特に朝食をしっかり摂ることを意識したいですね。
休日でもしっかり時間を決めて食べるように心がけましょう。

○協調性を身につける

食育を実践することで協調性を身につけることにつながります。 

食事を家族と一緒に作ることや、他の人と食事を共にすることの大切さを学ぶことが食育の特徴の一つです。
例えば、食事の配膳・片付けを他の人と協力し合うことで、協調性が身につくことを期待できますね。

【今からできる!家庭の食育】

子どもが1人で食事をする「孤食」によって、食事のマナーや協調性が身につかなくなる恐れも。
可能な限り、何人かで食卓を囲み、子どもと一緒に楽しく食事をすることを心がけましょう。

○食事のマナーを身につける

食育を実践することで、食事のマナーを身につけることにつながります。
食事のマナーを身につけることは、同じ食卓を囲む人と楽しく食事を行うためにも大切なポイントです。

例えば、
・箸使い
・食事前後の挨拶
・食事中の会話や姿勢
など、小さい頃から自然に正しいマナーを身につけることができると良いですね。

【今からできる!家庭の食育】

毎日の食事で、正しい配膳を心がけましょう!
「ご飯は左、お味噌汁は右」など、毎日正しい配膳を繰り返すことで自然と身につくことが期待できますよ。

子どもの年齢に合わせて食育を!

食育を実践する際、子どもの年齢に合った食育をすることが大切です。
具体的に、家庭でできる食育のポイントを年代別にみていきましょう!

①未就学児

未就学児への食育は、「食べることへの意欲を育てる」ことを意識しましょう!

例えば、嫌いな食べ物がある場合
・どんなところが苦手なのか
・どうしたら食べられるようになるのか
などを一緒に考えてみるのもオススメです。
食べることが好きという感覚や食べ物への関心を育んでいきたいですね。

②小学生

小学生への食育は、「食習慣を整える」ことを意識しましょう!

小学生は、身体も心も成長期真っ只中です。
バランスの良い食事やマナーのある食事を心がけましょう。
とはいえ、食材の好き嫌いがはっきりするのもこの時期です。

家庭では一緒に食材を選ぶなどしながら、バランスの良い食事の重要性を説明しながら進めていくことがポイント
小学生の期間に食習慣の基礎をつくっておきたいですね。

③中学生・高校生

中学生・高校生への食育は、「食生活の大切さを伝える」ことを意識しましょう。
この時期は、学校生活や遊びなどで生活習慣が乱れがちです。

健康的な食生活を送れるよう、
・3食決まった時間に食べる
・主食・主菜・副菜をバランスよく食べる
など基本に戻って食育を実践しましょう。

この時期は、将来自分自身で食生活や健康を管理できるように導いてあげることも重要です。

・GIFUT SOUPで食育推進!

以前よりお伝えしている食農連携プロジェクト!農林水産省の食農連携プロジェクト(LFP)事業として採択され、ママが安心して子どもや家族に食べさせられる「GIFUTO SOUP」を作りました。


こちらでは、GIFUTO SOUPで取り組める食育をご紹介します!

▷栄養のあるGIFUTO SOUPで野菜嫌い克服!

子どもの野菜嫌いや偏食に悩んでいるママも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

GIFUTO SOUPは、株式会社 まんま農場さんの低温スチーム加工された、野菜ペーストを使用しています。
低温スチーム加工により、ビタミンや旨味を損なうことなく野菜自体の旨味や甘みがアップ!
ペーストなのでアレンジもしやすく、手軽に栄養をたっぷり摂ることができます。

▷家族で楽しめるGIFUTO SOUP!

GIFUTO SOUPは、子どもだけでなく家族で楽しめます。

近年「孤食」が問題視されていますが、アレンジしやすく時短調理できるGIFUTO SOUPで、少しでも家族で食卓を囲むきっかけになれば...と感じています。

また先述の通り、子どもたちの朝食欠食も問題に...。
GIFUTO SOUPを朝食として取り入れるのもオススメです!
牛乳やお湯で溶いて、簡単にスープが出来上がりますよ!!

▷地域の食と農をつなげるGIFUTO SOUP!

GIFUTO SOUPは、LFPパートナー農家さんが作る
・岐阜県産トマト
・岐阜県高山市の伝統野菜「宿儺(すくな)かぼちゃ」
・岐阜県産玉ねぎ
など、岐阜県の農産物を多く使用しています。
食を身近に感じることで、普段口にしている美味しい野菜が生産者さんの努力によって作られているということを知ってもらいたいと願っています。

・食育を実践して健康的な暮らしに!

健康な暮らしを送るために食育を実践することは大切です。
難しく考えることなく、今回ご紹介した手軽に取り組みやすい食育を実践してみてくださいね!
家族で子どもたちの食育を進めていきましょう。

また、食農連携プロジェクト(LFP)事業「GIFUTO SOUP」についても、引き続きお伝えしていきます。お楽しみに!


【参考】

▶︎農林水産省 子どもの食育

こどもトリニティネット

子育て世代と社会のかけ橋に。あらゆるパートナーシップを通じて社会にイノベーションを起こし、岐阜から日本を元気にします。

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