10月30日『 震度7の地震体験&交流会 』を岐阜県広域防災センターで実施しました。
岐阜県広域防災センターには、過去に起きた実際の地震の揺れや今後起こると言われている南海トラフを想定した揺れが体験できる地震体験装置があります。
小さなお子さまは、揺れの少ない震度2までの体験となります。
その後はスタッフがお子さまを預からせていただき、実際にママ達だけで震度7まで体感しました。
【 体験した参加者の声 】
・音だけでも怖かった
・震度7だけ揺れが違う(特に)
・想像していたより揺れが長かった
・考える時間になった(心の準備)
・今から発生すると分かっていれば冷静に対応できるけれど、突然発生したら間違いなく冷静さを失うと思います。
・震度7が起きたら家が潰れると感じた
・家具は絶対に倒れると思った
・自分のみでなく実家も心配になったので家族とも話したいと思った
・母親は自分だけではなく、子どもを守らなければいけないので不安が大きくなった
・自分が立っていることでさえ必死なのに家族の安全確保をどのようにしていけばよいのか分からない
・事前の準備、対策、防災グッズの大切さを痛感した
・三人の娘がいて、自分がいない時嫁と子どもの安全が心配になった(父親の参加者)
スタッフも事前に体験しましたが、本当に怖かったです。大人でもどこかにつかまって、やっと立っていられる状態なのにどのようにして子どもを守ればいいのだろうか、、、
守る。と言う本当の意味を考えるきっかけになりました。
今回は訓練中のため、煙体験はできませんでしたが、地震体験装置の他にも備蓄倉庫・救助訓練・段ボールの仮設テントの見学をしました。
消防士さんの服を試着できる体験コーナーもあります。
お子さまと一緒に皆さんも一度足を運んでみて下さい。
最後に、体験を終えての感想や、今後知りたいことについて意見交流会をしました。
現状の防災に対する備えは参加者さんごとに様々でしたが、体験を通じて確実に心に響いくものがあったことが伝わってきました。
防災に対するモチベーションを維持していくことは一人ではなかなか難しいことであるかと思いますが、こどもトリニティネットはこれからも減災スタディを企画し、一人でも多くのパパ・ママと一緒に勉強していきたいと思います。
もしものとき、本当の意味でいのちを守ること、絶対に命を落とさないこと。
小さなことからでもいいので行動を起こすことからはじめてみてください。
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