緊急事態宣言の延長が発表され、引き続き外出自粛が呼びかけられています。それに伴い、お仕事も在宅ワーク・テレワークの導入で"オンライン"を使った会議などをする方も増えたのではないでしょうか。
また、このブログでも子育て世帯やお子さんを対象としたオンライン企画をご紹介してきました。
一方で、最近は"オンライン疲れ"や"zoom疲れ"という言葉もよく聞かれるようになりました。
オンラインを用いることはとても便利ですが、上手く付き合っていかなければオンライン疲れにつながってしまう可能性もあります。
今回は、この問題の原因から対策までご紹介します。
・オンライン疲れの原因は?
ビデオチャットによりストレスがたまる原因として、科学的に明らかになっているものがあるようです。
1.通話時のタイムラグ
通信環境や機器の状態によって、タイムラグが発生することもありますよね。たった1、2秒の遅れが通話相手にマイナスな印象を与えてしまうことがあります。
また、人と対話する時"自然な沈黙"はあると思いますが、ビデオチャットで"沈黙"の状態が発生すると、遅延しているのか不安になり自然な会話を生み出すことができません。
直接会って話す時と比べると、やはり会話に入りづらかったり..上手く伝わらなかったり..そのようなことが重なりストレスとなる場合もあります。
2.監視されている気分になる
ビデオチャットでは、他人の顔を見ながら話せるメリットがありますが、一方で自分が見られているということを意識しているため通話中は緊張してストレスを抱えてしまいます。
また、全員から見られているというプレッシャーからうまく発言しなければ..という感覚に陥るようです。
3.注意力の分散
ビデオチャットでは、多くの人の顔を見ながら情報を得ようとします。ということは、一度に多くの人の情報を得ようとしているのです。
その結果、さまざまなことに注意を向けるため集中力が続かず、思考力と作業性が低下してしまいます。
・ビデオチャットと上手く付き合おう!
オンライン疲れにつながる原因を理解して、その対策をとり上手く付き合うことで、ビデオチャットの便利さを生かして使うことができます。
"オンライン疲れ"にならないためにはどうすれば良いのか、対策をご紹介します。
1.カメラをオフ、またはカメラ位置を工夫する
顔を見て話すことができるのがビデオチャットの良いところです。
ストレスを感じない程度に、最初だけカメラをオンにするなど時間を決めてカメラを使うのも良いですね!
また、カメラを正面ではなく少し横にずらすだけで、隣の部屋にいるような感覚になり疲れにくくなるといわれています。
2.スピーカービューの設定に変えてみる
zoomでは、スピーカービューという設定があり、話している人が自動的に大きく表示される機能があります。
話している人に集中できるため、他の人の動きを気にすることなく集中することができます。自分だけの設定で変更することができるので、zoom会議の際には活用してみてくださいね!
3.休憩をとり、リフレッシュしよう!
在宅ワークの場合、一日中家の中でオンとオフの区切りが付けにくく、しっかり休憩を取れていない人が多いようです。
一度、パソコンやスマートフォンから離れてリフレッシュする時間を作ることが大切です。ストレッチや、気分転換をし適度に休憩を取ることを心がけましょう。
・上手に付き合い、オンラインを活用しよう
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンラインを活用する場面が増え、今後も新しい生活の一部として取り入れられることも多いと思います。
"オンライン疲れ"の状態になる前に、原因と対策を理解して活用するようにしましょう!
オンラインだからできること、オンラインだから繋がれる人...オンラインを上手に活用すれば逆にストレス発散できたり様々な経験ができるかもしれません!
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