【コロナ関連】 子どもを病院に連れて行くのが不安... 予防接種や健診の場合は?

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お子さんの予防接種やちょっとした風邪の症状、身体のことで少し気になることがある...そんな時に病院に連れて行くか悩む方が多いようです。
実際に、病院で新型コロナウイルスにかかるのでは...という不安から軽い症状で受診する方が減ったという報告もあります。


・予防接種は延期しても良いの?

例え、緊急事態宣言中でも予防接種は延期しないでください!
予防接種は適切な時期に受けることで怖い感染症にかかるリスクを下げることができます。予防接種で防げる病にかかってしまった場合、コロナウイルス以上に致命率や後遺症率が高いとされています。
通常も予約制での接種の場合が多いですが、現在、医療機関では予防接種の対象者が他の患者から感染を受けることがないように十分配慮されていますので、心配な方は一度かかりつけ医に相談することをオススメします。


・乳幼児健診は延期できるの?

乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療などに結びつけることです。
定められた期間内に受診することが、大切とされています。
現在(5月11日時点)、岐阜市では集団方式の乳幼児健診を5月31日まで中止としています。中止期間中に受診の対象の方には、個別に受診表が届き、医療機関にて個別健診を受けることとされています。
今後も、日程など変更になる可能性もありますのでお住まいの自治体のホームページ等でご確認ください。


・オンライン診療で相談

政府の専門家会議で、【人との接触を8割減らす、10のポイント】の一つとして、《診療は遠隔診療で》と示されていました。
最近では、オンライン診療を取り入れている病院も以前より増えているようです。


1.クリニクス

オンライン診療アプリ 「クリニクス」。このアプリでは、「オンライン診療」を受けられる医療機関を探すことができます。

それぞれ医療機関によって対応が異なりますので、まずはお近くの病院にお問い合わせの上ご相談ください。

●クリニクス HPはコチラ


2.小児科オンライン

以前、ブログでもご紹介した「小児科オンライン」。
2020年6月26日までは、どなたでも無料で利用することができます。
平日16時~23時までの間、LINEや電話で小児科医に相談することができます。
事前に予約が必要となりますが、待ち時間なく相談できるので是非活用してみてください(^^)
●小児科オンライン HPはコチラ


3.こども医療でんわ相談

【#8000】事業は聞いたこと、使ったことがある方もいらっしゃると思います。病院を受診した方がよいのか判断に迷った時に小児科医師や看護師に電話相談できるものです。
岐阜県では、平日18:00~翌朝8:00、休日は8:00~翌朝8:00まで実施されています。
●こども医療でんわ相談 HPはコチラ


・新型コロナ感染の疑い...受診の目安

もしも、お子さんが新型コロナウイルス感染の疑いがある場合...受診する目安を【教えて!ドクター】のHPよりご紹介します。
ただし濃厚接触者や健康観察対象者の場合、まずは地域の帰国者・接触者相談センターに電話相談しましょう!


1.医療機関をすぐに受診

○生後3ヶ月未満児で38℃以上の発熱がある
○呼吸が苦しい(肩で息をする、呼吸回数が多いなど)
○ぐったりしている(顔色が悪い)
○水分が摂れず、半日以上尿がでない


2.診療時間内に受診

○元気はあるが、発熱が3~4日以上続いている
○水分や食事が摂れているが、咳が多い
○眠れているが、咳が多い


・必要な時は受診を!

予防接種や、乳幼児健診はお子さんの健康や発達を守るために大切なことです。適切なタイミングで受けることが重要ですので、しっかり感染対策をしたうえで受診しましょう!
また、緊急を要する症状や受診の目安とされる症状がある場合は、我慢することなく医療機関に相談することが大切です。
新型コロナウイルスに感染しないことはもちろんですが、お子さんの健康を守るためにも、必要な時には受診するということを心がけましょう!


【参考】

●教えて!ドクター HPはコチラ
●厚生労働省 HPはコチラ

こどもトリニティネット

子育て世代と社会のかけ橋に。あらゆるパートナーシップを通じて社会にイノベーションを起こし、岐阜から日本を元気にします。

0コメント

  • 1000 / 1000