「新しい生活様式」にも取り入れられているオンラインを活用したスタイル。今や、大人だけでなく子どもも学校での勉強や習い事をオンライン活用するようになっています。
そんな中、全国の眼科医でつくる日本小児眼科学会、日本弱視斜視学会、日本視能訓練士協会が目の不調を訴える子どもたちが報告されていることから緊急提言をまとめました。
・コロナ禍で目が不調に
休校・休園、さらには外出自粛の影響で家の中で過ごす時間が増えて、ゲームをしたりスマホを触る時間が増えたお子さんも多いと思います。
さらには、オンライン学習の導入などで、スマホやパソコンを毎日長時間使うことも...。
このように、子どもたちがスマホやタブレット、パソコンなどを長時間利用し、目の不調を訴えるケースが報告されているそうです。
・長時間見ると、どんな影響が?
長時間近距離でデジタル端末を見続けると眼精疲労の原因となるだけでなく、斜視になったり、近視などが進行する恐れもあるそうです。
また、「物が2つに見える」などの異常を感じたら、眼科医に相談しましょう!
・今から実践!デジタル端末を見る時のポイント
スマホやタブレット端末、ゲーム機器は目から25センチ以上離して見るようにしましょう!
さらに、30分ごとに画面から視線を外して5分程度目を休めるようにしましょう。
ご家族でルールを決めるのも◎
例えば...
・姿勢を良くして見る
・大きな画面で見るようにする
・デジタル端末を使う時間を決める
・使った時間を記録しておく
など...大人も子どもも一緒に目の健康に気をつけるようにしましょう。
家族全員でノーデジタルDAYやノーデジタルTIMEを作ってみるのも良いかもしれません!
・乳幼児健診中止の影響も...
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、乳幼児健診が中止又は延期となった自治体も多いのではないでしょうか。
3歳児健診や乳幼児健診においての目の検査は、弱視や目の病気を見つける大切な機会です。
しかし、その機会が中止や延期になることで目の病気を早期に発見することが難しくなると懸念されています。
目のことで気になる症状があれば、直接眼科医に相談するようにしましょう!
また、日々自宅での観察も大切です。日本視能訓練士協会HPにて公開されている【乳幼児版目の健康チェックシート】にて定期的にチェックするようにしましょう!
●乳幼児版 目の健康チェックシートはコチラ
・目の健康チェックを!
新しい生活様式では、デジタル端末と上手に付き合っていく必要があります。
新型コロナウイルス感染対策のためではありますが、お子さんの健康を守るためにも日々の生活が大切です。
症状が出る前に対策を!
【参考】
●日本小児眼科学会 HPはコチラ
0コメント