【ぎふママ減災スタディ通信③】 コロナ禍での避難 ~岐阜市避難所運営マニュアルより~

令和2年5月、岐阜市では新型コロナウイルスの流行に伴い、避難所での感染拡大を防止するため避難所運営マニュアルを『新型コロナウイルス感染症対策編』として作成しました。
みなさんは、今までお住まいの地域の避難所運営マニュアルをご覧になったことはありますか?
新型コロナの感染の危険性がある"今"、もし災害が起こったら...
今回は、「岐阜市避難所運営マニュアル」より皆さんに知っていただきたい点をご紹介します。

・まずは、避難の準備を!

避難所には、多くの避難者が集まり、感染症の発症リスクが高まります。自分の身を守るために、"準備"をしておくことが必要です。
以下の"準備"をしておきましょう!

①親戚や友人宅など 避難所以外への避難の検討

避難所へ避難することがすべてではありません!感染リスクを避けるため、事前に親戚や友人宅への避難も検討しておきましょう。

②マスク・石けん・体温計などの用意

感染症予防に関する備蓄品を今のうちに非常持ち出し袋の中に入れておきましょう。
例えば、マスク・石けん・体温計をはじめ手指消毒剤なども用意しておくと良いですね◎

③受付時に必要な「避難者カード」、「健康状態チェックカード」を事前記入。

避難所では受付時に「避難者カード」と「健康状態チェックカード」を提出します。

▶︎避難者カード

出典:岐阜市避難所運営マニュアル
「避難者カード」は事前に家族構成などを記入し非常持ち出し袋と一緒に準備しておきましょう!

▶︎健康状態チェックカード

出典:岐阜市避難所運営マニュアル
また、避難当日の健康状態を記入する「健康状態チェックカード」は、避難所入り口の外に設置される事前受付にて提出することになっています。

・避難所利用手順とレイアウト

避難所のレイアウト例として以下の図が公開されています。この図に沿って、避難所利用手順をご紹介します!
事前にシミュレーションしておくことで、緊張感も和らげることができます!一度、確認しておきましょう。
出典:岐阜市避難所運営マニュアル

①事前受付

避難所に入る前に、外で体調の聞き取りや検温、「健康状態カード」の記入をする事前受付が設置されます。
特に問題がなければ避難所内の受付「総合受付」へ。
体調が悪い・自宅療養中の申し出がある場合、専用スペースへ通されます。

②総合受付

「避難者カード」を提出します。受付での混雑を避けるため、事前に記入して準備しておきましょう。

③居住スペース

特に体調に問題がない場合は、体育館などの居住スペースに通されます。
避難者同士の密集を防ぐため、十分な間隔をとったレイアウトとなります。
また、感染した際に重症化しやすい高齢者や基礎疾患をもった方などは、積極的に教室等の居住スペースに分散するなど、感染リスクの低減に心がけるようにされています。

④発熱や体調不良の方の感染スペース

万が一、発熱や体調不良など感染の疑いがある方が発生した場合に備え、専用スペースを学校の教室などを準備されます。男女別で動線を限定されるので安心して過ごすことができます。

・避難所内でのコロナ対策

避難所内には、多くの人が集まります。基本の感染対策を一人ひとりが徹底することが必要となります。具体的にどのような対策をすれば良いか...ご紹介します。

①一人ひとりの基本的感染対策

まずは、一人ひとりができる基本的な感染対策です。

●人との間隔は2m空けましょう!

避難所内では、養生テープで2m間隔を示し、スペースの割り振りをされるようですが、人との間隔は2mほど空けるようにしましょう

●常にマスクを着用

マスクを着用し、近距離・大声での会話は避け、せきエチケットにも注意しましょう。

●手洗いの徹底を!

普段通り手洗いは入念に行い、手指消毒剤も使用できるように準備しておきましょう!また、多くの人が触れる場所(ドアノブ・手すり等)に触れた後は手洗い、消毒を徹底しましょう!

●毎日、体調チェックを!

検温や体調チェックを毎日、朝・昼・晩3回実施するようにしましょう!専用の体温計や記録用のノート等を備蓄品に入れておくのも良いですね◎
また、発熱や体調不良の場合は、必ず避難所運営組織へ報告するようにしましょう。

●食事は家族以外とはとらないように。

食事中は、飛沫感染の危険性があります。多数が近距離で接近すると、さらに感染の危険性も高まりますので、食事は家族以外とはとらないようにしましょう。

②避難所内の環境

避難所では、一人ひとりの対策に加え、避難所にいる人が協力して対策を行う必要もあります。

●定期的な換気を

30分に1回以上、数分間、窓を全開すると良いとされています。天気や季節によっては、暑さ・寒さなどに対応できるように備えておくことが好ましいです。

●こまめな消毒や清掃を

避難所内を清潔に保つために、定期的な清掃をするようにしましょう。
特に、多くの人が触れる場所(ドアノブ・手すり等)については、定期的に消毒されますが、自身の手指消毒剤を持参しておくと安心です!

・避難時のシミュレーションを!

地震なのか...水害なのか...災害の状況によっても避難の対応は変わってくると思います。避難の必要性を早めに検討できるよう、こうした避難所運営マニュアルを事前にチェックし、どのように運営されるかを知っておくことも大切です。

大雨シーズンを迎え、警報級の大雨や記録的な豪雨を観測する日も見られるようになりました。事前の対策は、必ず自分の身を守ることに繋がります。この機会に、避難する際のシミュレーションをご家族でしてみてくださいね!

今回、ご紹介した以外にも運営者側の説明にはなりますが詳しく説明されています。一度ご確認ください。

【参考】

▶︎岐阜市 避難所運営マニュアル
▶︎岐阜市HP

こどもトリニティネット

岐阜の子育て世代によりそい、社会や自治体とのかけ橋となるよう、子育てに関する情報発信をしています。親・子ども・地域社会が三位一体となった「育児のしやすい・育児がしたくなる」まちづくりを行っています。

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